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アマゾン大図鑑vol.10 緑の魔境

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A4判並製、236ページ。
アマゾンの水辺(岸辺)には、アマゾンの魚の100%がかかわっている。
アマゾン魚類の聖域は岸辺なのである。
乾季と雨期があるアマゾン流域は、多いところで10メーターの水位の差がある。この水位の差が生命誕生の聖域なのである。
熱帯魚好きの人間にとって、大河アマゾンは大きな憧れだが、すべての大河泳ぐ魚は岸辺から誕生する。岸辺から大河に泳ぎだす魚は大型魚であり、ほとんどの魚は岸辺で暮らす。岸辺の植物は雨季には水草になり、乾季には水辺の植物となり、すべての熱帯魚の命を守る。育てる母なのである。
雨季が始まると、岸辺の水辺には真っ白なミルク色に変わる。
カラシンの稚魚だ、孵化したばかりで、ミロソマ、ピラニアの数ミリの稚魚が、水辺を乳白色に染めるのだ、こんな光景を、見た日本人は多分いないだろが、天空の水辺である。
カラシンの産卵はピラセーマともいわれ、天文学的数の魚が遡上する(何日も岸沿いに遡上)そして、一斉に産卵、孵化して、ミルク色に岸辺はかわる。これを合図にカラシン、シクリッド、小型ナマズ、大型魚も大型ナマズの産卵、孵化と続く、すべては水辺での生命誕生のドラマだ。
豊富な餌を食べ、大型魚は岸辺から離れるが、大きくならないテトラ、シクリッド、小型ナマズはこの水辺で一生過ごす。この水辺の自然環境に順応して進化、新しい生命誕生の場にもなったでもあろうと想像できる。

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